2015年

10月

06日

10月の感覚統合のお話 開催案内

10月もやります「感覚統合の視点でこどもの遊びと育ちを見てみよう」。


ポイントは以下の二つ!


①乳幼児期の子どもというのは、感覚も運動も言語も発展途上にある『こども』という別の生き物である。(けっして「小さな大人」ではない)


②『こども』という生き物が「大人」になるのに、遊びはとても重要で欠かせないものである。


●日時  10/25日曜 13:30~16:00

●場所  れんたるすぺーす&子育ち支援基地たけとんぼ(相原駅西口より徒歩五分)

●参加費 500円

●持ち物 筆記用具

●保育  ありません。でも、大人が一緒にもう一人来てくだされば庭で遊んでいることはできます。

●申し込み kankakutougou.taketonbo@gmail.com



先月は、この講座を、星が丘公民館で開催させていただきました

たくさんの赤ちゃんとお母さんの前で、お話しさせていただいて、とてもありがたかったです。

どれくらい伝わったのだろうかと心配でしたが、講座終了後にメールをいただきましたので、そのやりとりをご紹介させていただきます。



先日の講座、とても勉強になりました。

感覚統合の視点で子どもの遊ぶ様子を見守ってみると、

これまで「やりたいようにやらせてあげたいけど危ないしどうしよう」と思っていたことも、

環境を整えて、自信を持ってやらせていいんだと思うことができました。

脳の成長は6歳〜7歳までに8割達成するとのことでしたが、

小学生中学生になって、6歳までの刺激の不足や発達障害により

感覚が身についてない子どもの場合でも、遊びや訓練を通して

固有覚などを身につけることはできるのでしょうか?

(一歳の男の子のお母さん)

丁寧なご感想をありがとうございました。

興味を持って聞いていただけて良かったです。

6歳までに身につかなかった体の感覚が、それ以降の訓練などで身につくことはあるか?というご質問ですが。

ケースバイケースだと思います。


例えば、定型発達のお子さんだと、前庭覚・固有覚は、わりと早いうちに完成してしまうようで、以下は、「脳の中の身体地図」という本の中の記載の要約なのですが。


「旧ソ連崩壊後、ルーマニアとロシアの児童養護施設で育った赤ん坊たちは、スタッフ不足から、一つのベビーベッドに三人で寝かされ、抱かれたり、触れられたりする経験をせずに成長し、ハイハイをするようになると、紐でベッドの足に固定された。そうした子供達が数年後、アメリカに大量に養子に迎えられた。その後、その子達を対象に「幼児期の多感な時に動くことを禁じられた子供にどんな影響がでるか」という調査が行われた。結果は驚くべきことに、その子どもたちは、みんな、片足立ちができず、平均台を渡れず、左右の手の位置の入れ替え(左手を肩に、右手を腰におき、せーの!で左右のポジションを入れ替える)ができなかった。」


「さらに、数年後、アメリカ生活を送る中で、様々な機会に触れ、発達しているのでは無いかと思春期になってから、同様の調査をしたら、やはり、全員がどれもできなかった」


以上のように、発達の臨界期に手に入れられなかった運動機能は、その後もそのまま、ということが明らかになっています。


けれど、昨年、感覚統合の研修発表会で聞いたお話は、自閉症で身体障害もあり、ずっと歩けないと思われていた男の子が、12歳から15歳まで、前庭覚に刺激を入れることを続けてきたら、15歳のある日、立って歩くことができた、というものでした。(ずっとその子を担任されていた養護学校の先生のお話でした)


なので、脳の可塑性というのは、まだ明らかになっていないことも多く、アメリカに養子に行った子達も、もしかしたら、特別な訓練を毎日していれば、平均台が渡れたのかもしれないし、なんとも言えません。


ただ、普通に暮らしてきた人たちよりも、それらを身につけるのに、大変な時間と労力がかかるのは、まちがいないと思います。



このような回答でよろしいでしょうか?

また、なにかありましたら、いつでもどうぞ^_^



とても分かりやすく、また乳幼児期の遊びや親の関わりの重要性を改めて感じました。

親として子どもの成長の芽をつぶすことのないように、のびのびと子育てしていきたいと思います。

とてもいい親育ちの機会を与えていただきありがとうございます!



こんな風に、子どもの自由な遊びと育ちを保証してくださる大人が一人でも増えることを願っています。

どうぞ、いらしてくださいね。

相模原市内にある常設のプレイパーク。

日曜、月曜、水曜が開園日です。

詳しくはリンクをクリック!

 

 

 

 

銀河の森プレイパークで活動する、ママと小っちゃい子のための青空外遊びの会「もりのこ」。就学前のお子さんであれば、どなたでもご参加いただけますよ。

発達障害を持つ中学生の親御さん対象のおしゃべり会です。
どんな人たちが、どんな気持ちで運営しているのか読んでみてください。

ご存じ、音楽療育家の西堀美和ちゃんが小田急相模原で開設しているゆっくりさんたちのための教室です。NPO法人てとて。

感覚統合について学びたい方へ向けた、出張講座を承っております。こどもに関わるお仕事をされている方、育児サークル、何でも五名以上で伺いますよ。